茨城シクロにMTBで出走した話
こんにちは
近況についてですが、社会人になってから約1年が経ちました。
金銭面だったり時間だったり色々と余裕が出てきたので最近はレースやクライミングなど色んなことに手を出して遊んでいます。
今回はシクロクロスレースに出た時の話です。レースレポートのようなものですね。
レースレポートといっても、初心者すぎて路面がどうだとかコースがどうだとかは全くわからないので感想を並べるだけになりますがご容赦ください。
2月20日にりんりんポート土浦で行われた茨城シクロクロスに出てきました。
カテゴリはCL3でMTBで出走しました。
おすし
スケジュール
12時くらい〜 試走
13時くらい〜 CL3
天気
レース前日から当日9時くらいまでずっと雨。10時頃からは晴れ時々曇り。12時頃から晴れ。
10時頃に会場入りをして諸々準備をしていたときにあることに気づきました。
あれ、替えの下着がないぞ…えっ、シューズもないな?
というわけで急遽チャリをかっ飛ばしてワークマンと西松屋と生協とle cycに向かいましたが見つからず、着替えなしでスニーカーで出走することにしました。
忘れ物に気づいていない時代。
図らずともいい感じにアップができ、試走時間が迫っていたのでダッシュで会場へ戻りました。りんりんポート土浦には全日本の観戦でも来ていて、路面はどんな感じか知っていたので軽く走ればいいや〜くらいに思ってました。
今回のレースの目標はドベにならないこと。稲城よりコースは広いからまあなんとかなるっしょって思ってました。
試走
レースの目標を完走に変更しました。
自分の脚力では走りきれないという確信がありました。コースが重たい泥にまみれていて、進めば進むほどチャリが重たくなっていく…。シケインでチャリを持ち上げた時も明らかに最初よりチャリが重たくなっていたのですが、最後の階段でチャリを持ち上げた時は思わず一旦下ろしたくなるくらいの重さになっていました。
試走中追いついてきた友達「リアロックしたまま走ってて何やってんのかと思った」
えぇ…そりゃあ進まないよね…?コース取り以前の問題じゃない…?と思い1周で諦めました。試走でゲボ吐くかと思った。
こんな感じでした、パワーと体重が必要なコースらしい。無理じゃん。
出走
最後尾からのスタート。みなさん全ランで行く!って言ってました。あとこの時周り見て気づいたんですけど、MTB乗ってる人誰もいなかったし、フラペもいませんでした。そういえばシクロクロスってレースに書いてあったから当たり前か…。
最初の舗装路だけはまあいい感じにスタート。未舗装路に入ってからは案の定路面ぬたぬたの自分もたもたで一瞬で最後尾。そして始まるラン。レース開始3分後からずっと早くレース終わってくれって思ってました。
乗車率は4割くらい、ひたすら進まない。乗れ。
1周目は少しだけ前の人が見えていたので、なんとかついていこうと思って気合いで行きましたがなかなか縮まらず。さらに乗車区間も少なく気づいた時には完全に取り残されていました。とりあえずレースが終わるまでは進もうという気持ちで耐えました。
ガニ股…?
2周目も前の人が見えず完全に一人だったので、とりあえずゴール向かおう〜と思っていたらトップの方に抜かれました。やっと終われる…!
トップ選手と(周回遅れで)並んだときのやつ
あと、最後の方でチャリを押していたら足を泥に取られ30秒くらい動けなくなりました。なんだこのレース?
というわけで-1Lapで最下位で死にそうになりながらゴール。思ってたのと違う…!
どろんこになったチャリと人間
総評
シクロクロスにMTBで出るもんではないらしい。でもめちゃくちゃ楽しかったです、レースでなければ普通に楽しい道だったと思います。こんなレースは初めて🐎
あと持ち物の確認はしっかりしようと思いました、準備がポンコツすぎてめちゃくちゃ騒いでしまったごめんなさい…。
来シーズンはもう少し楽しめるようにちょっとだけ走ったりトレーニングしようと思います。応援やガヤありがとうございました!
帰りにセイコーマートに寄って全身で北海道を感じてきました。ガラナはコアップよりキリン派。
北アルプスで縦走しながらアボカドを育てた話
こんにちは
去年の夏休みに北アルプスを6泊7日で縦走してきました。
縦走中にイベントがあったら楽しそうだなと思い、熟れていないアボカドを携帯し縦走中に食べ頃になるよう食料計画を立てました。
今回はアボカドを育てながら(熟成させながら)北アルプスを縦走した話です。
アボカドの食べごろ/育て方/栄養
皮が緑で硬いものは熟れていない状態、皮が黒くて押すと少し凹むものが熟成した食べごろのアボカドです。
25〜30℃で熟成が進みます。ザックに入れたまま縦走すれば、直射日光で温まったザックの中で熟成が進むというわけです。
アボカドには登山中に不足しがちな栄養素が含まれていて、カリウム、ビタミン、食物繊維、不飽和脂肪酸を兼ね揃える優秀な食べ物です。
ルート
-1日目 アボカド購入
0日目 都内→中房温泉 テント泊
1日目 中房温泉→燕山荘 小屋泊
2日目 燕山荘→大天荘 テント泊
3日目 大天荘→殺生ヒュッテ テント泊
4日目 殺生ヒュッテ テント泊(ステイ)
5日目 殺生ヒュッテ→双六小屋 小屋泊
6日目 双六小屋→黒部五郎→薬師峠キャンプ場 テント泊
7日目 薬師峠キャンプ場→折立
今回の山行のテーマ
今回の山行のテーマは「美味しい山ご飯」です。山で美味しいご飯が食べたい!という思いから総重量4kgくらいのいろんな食べ物を持って行きました。余裕がある時は美味しい山ご飯を作ったので、写真を載せていこうと思います。これは1日目昼の酸辣湯
0日目 晴れ 30℃以上
今回の縦走の起点である中房温泉を目指し、都内から穂高駅まで電車で、穂高駅からバスで中房温泉に向かいます。真夏のお盆の時期で死ぬほど暑くて、昼間は30℃以上ありました。
この日の夕食は前年に買って気が進まなかったので食べなかった中華丼です。エビが入っていて美味しかったです。
※この時は気づかなかったのですが左足首をブヨにさされていました、赤くなってる部分。翌日から3日間くらい腫れてました。
アボカド育成初日、まだまだ緑でした。育つのが楽しみ。
1日目 くもりのち晴れ 20〜25℃くらい
中房温泉から合戦尾根を通って燕山荘へ
途中荷物重すぎてスマホ出すのもだるくて、写真がほとんどありません。
燕山荘に荷物をデポして燕岳にも行きました。 雲が出ているけどたまに日が出るような天気でした。
夜ご飯は大好きな無印良品のダルカレー、水物はさっさと減らして軽くしましょう。
常温保存できるササミも持っていきました。タンパク質足りなくなったら食べようと思っていましたが嵩張っていらいらしたのですぐ食べました。
この日の天気は曇りのち晴れで、アボカドの熟成には適温でしたが前日とあまり見た目変わらず、まだ硬い状態でした。写真は撮ってません。
余談なんですけど、燕山荘で山小屋スタッフの方が部屋を案内してくれたのですが、荷物が重すぎるのと小屋内の階段が急すぎてスタッフの案内についていけず、置いていかれました。情けねえ。
そして法学のレポートを提出して、本格的に人生最後の夏休みに突入です。燕山荘はギリギリ電波が入るので、レポートを提出していない学生の方々は燕山荘で提出を済ませてから山奥に進んでください。槍、双六あたりまで行くとdocomo使ってる単位のヤバい学生は死にます。
2日目 雨のち曇り 20℃くらい
燕山荘から大天荘へ
早朝は雨が降ってガスだらけでしたが昼頃から回復しました。雨が降るとお盆の時期でも肌寒くて、朝の気温は15℃くらいだったと思います。
ずっとこんな感じの稜線歩きで、アップダウンはあるものの景色を楽しみながら進めました。
昼過ぎには大天荘のテン場について何度か大天井岳の山頂に行ったり帰ってきたりしました。
どこかしらに雲が湧いていて、アボカドの成熟は進まなそうな気温でした。大体20℃くらいだったと思います。
この日も見た目に変化はなく、写真撮ってないです。
3日目 曇りときどき雨 20℃くらい
朝方の風が強すぎて、寝ている間テントが顔まわりにまとわりついてきてあまり寝れませんでしたが、朝焼けを見れたので良いとしましょう。
大天荘から西岳の方へ進み、東鎌尾根を通って殺生ヒュッテにいきました。
日が差すこともなく、運動には適していましたがアボカドの育成には少し寒いくらいでした。
大天荘と殺生ヒュッテの標高差は150mくらいなのに、獲得標高1500m近くありました、なんででしょう?
たまに街が見える瞬間がありましたが、基本空はガスでした。
4日目 曇りときどき雨 15℃くらい
朝から雨で天気が悪く、少し待って天気が良くなったら槍にいこうということでステイしました。昼過ぎには雨は止みましたが結局ずっとこんな天気
一番雲が薄くなった時でこんな感じです。槍の穂先が見えるようになると、どこからともなく「穂先見えますよ!」という声が聞こえてみんなテントから這い出てくるのが面白かったです。
最低気温は9℃くらいで、昼間でもずっとダウン着てました。暇だから本読んだり隣のおじさんと話したり。
この頃からこのままでは下山までにアボカドが育たないことに気付き焦り始めました。明らかに気温が足りないので、シュラフに潜っている間は一緒に寝ました。
5日目 雨のち晴れ 15℃くらい
この日も朝から雨、でしたが昼過ぎには雨が止んで夕焼けが見れました。
殺生ヒュッテから西鎌尾根を通り双六小屋へ。
途中槍ヶ岳山荘についた時の景色。本来ならここから穂先が望めるはずですが、15m先くらいまでしか見えませんでした。槍の回収は次回ですね。
移動中は雨だったのに小屋に着くと雨が止みました、どうして。
天気が悪いと雷鳥に遭遇しやすいって聞いたことありましたが、この日は雷鳥10羽くらいに会いました。
夕方頃から雲もなくなり、鷲羽や水晶方面の景色も見れました。
せっかくなので昼間に見えなかった槍方面を樅沢岳から見にいきました。西鎌尾根は双六方面からアクセスする方が景色楽しめるかもしれません。
そういえばこの日は小屋泊で乾燥室があったのですが、乾燥室にアボカドぶち込めば一瞬で成熟しそうなくらいあったかかったです。チート技なのでしませんでしたが、、
6日目 晴れ 25℃くらい
久々に晴れ、というか縦走中初の晴れ。
この日は双六小屋から黒部五郎岳を経由し薬師沢峠キャンプ場まで進みました。
朝からずっといい天気で、念願の双六岳からの槍を拝めました。1年くらいずっと見たいと思っていた場所。天空の滑走路とか言うらしいです。この天気ならアボカドも育ってくれそう。。
笠ヶ岳方面も眺望バッチリ
途中雲の平方面、薬師岳も綺麗に見れました。
黒部五郎のカールも渡渉が何度かあって飽きることなく登れました。なんと言っても景色が良い。最後は怖いくらいの急登だったけど。
山頂からは北ア全部見れるんじゃないのっていうくらい全方向山に囲まれていて、最高のロケーション。
この日は移動距離が20kmくらいあったため疲れて夜ご飯食べられず寝ました。食料袋すら出してなかったのでアボカドがどうなっていたかわかりません。
アボカド最終日
下山日の朝、薬師峠キャンプ場のテントの中でアボカドにナイフを入れました。
皮の色は緑の部分はかなり少なくなっていました。実は食べられないこともないのですがやはり少し硬かったので、強制的に加熱してマッシュポテトと一緒に食べました。1週間くらい苦楽を共にしたアボカドでしたが、山で食べたらアボカドのありがたみを感じられるかと思いましたが、特にそういう感情は湧いてきませんでした。
どうしてこんなに可食部の少ない食べ物を持ってきてしまったんでしょうか???もう持って行きません。
折立に下山して、観光して帰りました。ハードな工程でしたが楽しい山行でした。もう少し天気よくてもよかったんだけどね。
総評
アボカドは下界で食べるに限る
アボカドの生育&縦走の山行記録、いかがでしたでしょうか。
縦走中の食料問題最適化は自分の中で未だに解決できていないので、今後も食料計画について試行錯誤していきたいと考えています。おすすめの軽くてカロリー高くて美容にいい食材あったら教えてください。
【検証】輪行袋の可能性を引き出してみた
こんにちは
1年半ほど前に、輪行袋を寝具として比較するブログ記事を書きました。
今回は、その記事中にも紹介しているモンベルのコンパクトリンコウバックの拡張性を検証してみた話です。
目次
輪行袋の可能性その① ポンチョ
モンベルの輪行袋は上部が2,30cmほど肩紐を通せるように穴が開いていて、底面部がコードロックで絞れるようになっています。
ストックの長さが110cmで、輪行袋の底面部は170cm程度あります。
この肩紐を通す部分から頭を出すように着れば、ポンチョにもなるというわけです。
早速着てみました。
身長152cmでポンチョにはちょうどいいくらいの脛丈です。
また、山奥で動けなくなってしまった場合、何もしないでいると低体温症のリスクもあります。
そんなときは体温を維持できるように、底面部のドローコードを絞って冷たい空気が入ってこないように遮断することもできます。
小さくなれば全身を輪行袋の中に収めることができるので、体温低下を防げます。
こんな感じで、ポンチョとしての性能はかなり高いと感じました。
難点は、手を出す穴がないので動きにくいことくらいかと思います。
輪行袋さえあれば手軽に身につけることができるので、敷居は低めです。
前回の記事ではこの輪行袋の質感を「シルクのような肌触り」と表現しましたが、輪行袋が雨に打たれても放置していたことと、度重なる輪行の結果内部にチェーンオイルが大量に付着してしまいウェスのような肌触りに変化していました。
評価
手軽さ ★★★★★
快適さ ★★☆☆☆
肌触り ★☆☆☆☆
ポンチョとしての機能 ★★★★★
輪行袋の可能性その② ツェルト
輪行袋の形、なんだかツェルトに似てるな〜と思ったので試してみました。
用意したもの
・ポール(2本)
・ペグ(4本)
・細引き(今回はすずらんテープ)
・ガムテープ
・エアマット(ISUKA コンフィライト165)
設営の手順はツェルトの設営手順と全く同じです。
ペグダウンする場所は細引きを張った4箇所のみです。元々の状態だと床部分がないので、165cmのエアマットを敷いています。ちょっと大きかった…
輪行袋の長辺の長さからして、160cmくらいが床に敷くマットの最長の長さです。
完成
早速中に入ってみました。
結構快適!
多少チェーンオイルの香りがしますが、ほぼ問題なく中で横になることができました。
ポールの長さをもう少し短くして、マットを包むようにドローコードを締めれば居住空間は確保されます。今回はエアマットの頭の部分を少しだけ折って立てかけるようにして横幅を確保しました。
綺麗に設営するコツ
ポールと輪行袋を繋ぐ部分の縫製が、片方が直角に、もう片方が曲線の作りになっているので、曲線側のポールを少し短くすると綺麗に設営できます。
↓左上が直角、右上が曲線
中からの景色はこんな感じ。肩紐を通す部分が天窓になっています。
朝日を浴びながら起床できる自然派ツェルトですが、雨の日は使えなさそうです。
今回はポールと輪行袋をつなぐためにガムテープを使用しましたが、金具をとりつけたりすればもう少し楽に設営できそうです。ポールなしで設営する場合はもっと楽に設営できると思います。
雨さえ降らなければ使い勝手はほとんどツェルトと同じかな〜、という結果になりました。
評価
手軽さ ★☆☆☆☆
快適さ ★★★★☆
ツェルトとしての機能 ★★★★☆
今回は輪行袋をポンチョとツェルトに拡張してみました。
ツェルトに関しては「意外と使える」という結果になったので、荷物を限界まで削るULバイク&ハイクの参考にしてくださいね。
今回使用した輪行袋
低身長のバイクパッキングの話
お久しぶりです。
今回は珍しくパッキングの話です。
2,3年前に、低身長女性がバイクパッキングでキャンプツーリング装備をしてみた!!みたいな内容の記事を読んだのですが、デイキャンプがメインで峠は攻めない優雅なツーリングで参考にならなかっただったので、私がオリジナルで編み出したバイク&ハイクで軽登山くらいまでなら行けるバイクパッキング方法について書こうと思います。
自転車について
RIDLEY Liz2015 XXSサイズに乗っています。ダボ穴がないのでキャリアがつきません。身長は152cmでサドル下のクリアランスは写真を参考にしてください。20cmはなかった気がします。
ジオメトリーは多分これ↓
ぎりぎり行けるツーリング
お盆の9月の北海道ツーリング+日帰り登山まで(トータル1週間くらい)
持ち物〜服装編〜
・Tシャツ、下着類、ハーフパンツ、タイツ(2,3セット)
・ジオライン(薄手の長袖インナー)
・アームカバー
・ダウンジャケット
・ポケッタブルタオル
・レイン上下
サイズ感はこんな感じ、画像はガッツリ登山の時の持ち物ですが…。ザックは40Lのものなので大きさ比較してください。
1週間のツーリングで洗濯したりしなかったりします。お風呂に入れないこともあるので、入った時に服を着替えるようにしています。あらかじめお風呂に入れないことがわかっているなら、下着にライナーをつけておくと無限に同じものを履き続けられるし、お花摘み終わった後も吸わせればいいのですぐ撤収できておすすめです。
服装に特にこだわりはありませんが、化繊でなるべくコンパクトに畳める薄手のものにしています。Tシャツはモンベル が着心地がよくて薄手でお気に入りです。
防寒具はレインウェアとダウンジャケットです。ジオラインは寝るときから翌朝行動開始するまで着て、行動中で肌寒いときはアームカバーをするようにしています。靴はサロモンのトレランシューズを履いています。かわいいね。
持ち物〜ギア編〜
・テント(Amazonの2000円くらいのやつ)
・ マット(ISUKA コンフィライト165)
・ヘッドライト
・バーナー&シェラカップ
ツーリングの時のテントはカスみたいなテントを使います。屋根のあるところを探すのと、しっかり雨が降ったら快活に泊まるので最軽量で視線避けの機能さえあれば問題ないと考えています。
私はこのテントをふんどしテントと呼んでいて、理由はフライがふんどしのサイズくらいしかないからです。迷彩柄の、天井付近についている布がフライです。トップチューブに巻き付けられるくらい簡易なものになってます。マリンスポーツ用らしい。
ちなみにこのテント、YouTuberが「Amazonで買った激安のテントを使用したらほぼ野宿だったww」みたいな動画に登場してました。私が今まで宿泊だと思っていたのは野宿だったんですか?
シュラフは下限2℃のものです、ダウンシュラフなのでかなりコンパクトになります。最低気温が6℃くらいまでなら上記のウェアを全て着込めば起きることなく眠れます。エアマットはウレタンが入っている165cmを使っています。
パッキング方法
こんな感じ
レイン、スマホ、財布、バッテリー類のすぐ取り出したいものはモンベルのフロントバックの中。
細々したギアはポケッタブルザックに入れて背負います。なるべく硬いものは背中から離すように入れています、ガス缶とかずっと背中に当たってると痛いので。
シュラフ、マットはドライバックに入れてサドル下にゴムバンドを2本使ってサドルのレールにくくりつけます。
ゴムバンドはStrapGearの12インチのものを使っています。ちょっと高いけど固定力は試したものの中で過去最強。
もろちん、持っていくギア類はツーリングのスタイルによって増やしたり減らしたりするので、毎回同じパッキングではありませんが、大体これが現状の完成形だと思っています。
長期縦走をしないならシュラフの下限温度を上げてサイズダウンすることができるので、クリアランスが足りない人でもなんとかなるかもしれません。ISUKAならエア180くらいでもいいかもしれません。
番外編〜試してダメだったもの〜
・登山靴を持っていく→サンダルを履きたすぎて別で持って行きましたが荷物にしかなりませんでした。雨降ると終わりだし、水抜けのいいゴアなしのトレランシューズがベスト。
・シュラフの軽量化 (ライナーで寝る)→8月の酸ヶ湯温泉で持ってる衣類全部体に巻いても1時間おきに起きました、まるでダメ
・コッヘル→意外と重たくて嵩張る。ソロ用で米を炊く必要がないなら、シェラカップがベスト。ガス缶も250で十分。
・荷縄でドライバックをパッキング→ゆるくなったり、ちょうどいいところで固定されなかったり、巻きつけるのがめんどくさくなってやめました。
余談
正直なところ、ギア類には結構お金かけました。お盆の東北ツーリングでは夜寒くて眠れず、朝に日が登ってから少し寝る+お風呂後に即仮眠がルーティンになっていたのですが、まじで本当に精神的にキツいし、確実に寿命が縮まっているのを感じたのでシュラフだけにはお金かけた方がいいと思ってます。
バイクパッキング始めたてのころは持ち物が多かったのですが、課金によってかなりサイズと量を減らすことができました。機動力に全振りしていて快適さはあまり求めていないため、人権も多少削れているところがあるので快適にツーリングしたい人は参考にしないでください笑
初期のバイクパッキング装備はあまりにも危険要素が多いので二度とやりたくないです。
輪行袋はエンド金具を使う必要のないモンベルのコンパクトリンコウバックを使っています。エンド金具が必要な輪行袋だと、サドルも設置面になるのでパッキングをしていると自立しなくなります。いちいち外すのが面倒なので、基本的にモンベルに落ち着きました。掛け布団にもなるよ。
残雪期登山のときは荷物が多くなってしまうので、増えた分は背負います。おしりと腰に来るので、これもあんまりやりたくないです。焚き火台とホットサンドメーカーも入ってます。いらないでしょ。気合を入れればキャンプもできるくらいの荷物を持っていけるっていうことですね。
おまけ〜ドライバックについて〜
3社のメーカーのドライバックを試したことがありますが、シュラフ+マットがシンデレラフィットするのはキャラバンの15Lのドライバック。マチの広さと形がぴったり。タイヤからのクリアランスが2cmくらいで、擦らない本当にギリギリを攻めてます。
キャラバンのドライバック↓
1泊2日とか荷物少なめならグラナイトギアの13L。スリムだから絶対に擦れないという安心感。シュラフ、マットの両方は入らないのでマットと衣類だけ入れたりする。
グラナイトギアのドライバック↓
モンベルのドライバック(アクアペル)の15L
生地は圧倒的に丈夫だけど、マチが円に近いのでたるんで私のバイクパッキング向けではないかなあ。しかも20Lくらいありそうなくらいでかい。長期縦走のときに濡らしたくないもの全部詰め込めました。
モンベル のドライバック↓
以上が、私のバイクパッキングの最適解の紹介でした。最終目標は背負うものをほぼ0にすることです。次はエアマットをもう少しコンパクトなものにしたいのと、フレームバックを試してみたいです。
結局どのルートビルダーが一番いいのかっていう話
こんにちは
ルートラボに代わるルートビルダーを探しはじめて約2ヶ月が経ちました。
今回は私が過去に使ったルートビルダーを評価していこうと思います。
過去に使ったルートビルダーと評価たち
- Strava ★★★★☆
- NAVITIME ★★☆☆☆
- RouteHub ---
- Ride with GPS ★★★★★
と4種類のルートビルダーを使用した感想を独断と偏見によって書いていこうと思います。
今回重要視した点は
・スマホとの相性
・ルート選択の精度(変なところに迷い込まないか)
・ブログに埋め込みできるか
です。
そのほかにも思ったことを書いていこうと思います。
1. Strava
いわずと知れたサイクリング用アプリ、風の噂でサブスク化したとか聞きました。
2,3ヶ月に1回程度しか利用しないルートビルダーに月々500円払うのはあまり賢くない気がしたので使うことはなさそうですが、ルートラボと比較的近いGUIだったのでチャリ部現役生でルートビルダー探してるっていう人にはちょうどいいと思います。
・スマホとの相性→◎
・ルート選択の精度(変なところに迷い込まないか)→○
・ブログに埋め込みできるか→×
2. NAVITIME
乗換検索で有名なあのNAVITIMEのルートビルダーです。
正直使って良かった点はあまりないです。ルート選択の精度があまり良くなくて、すぐ畑に迷い込ませます。脇にあるでかい道路を走りたいんじゃ。あとスマホからは見にくかったのと、現在地を地図上に表示できないので、ただのルート確認にしかならなさそうです。
・スマホとの相性→○
・ルート選択の精度(変なところに迷い込まないか)→×
・ブログに埋め込みできるか→×
3. RouteHub
ルートラボのファイルをぶちこんで、斜度ごとに色付けしてくれたりするサービスです。
MacBookとの相性が悪いのか私がポンコツなのか、作成したルートを保存できないなどうまくルートビルダーを使いこなせなかったので参考になるレビューはありません。
4. Ride with GPS
今まで英語でしか利用できませんでしたが、最近日本語も対応するようになりました。個人的おすすめNo.1。無料で使えるし、機能が豊富で作成したルートに基づいてキューシートも勝手に作成してくれます。ガーミンにもルートを送れるので、ブルベやってる人とかにはいいかもしれません。
ルート選択の精度もStravaと同じくらいでブログに埋め込みもできて無料なので、私は今後このルートビルダーを使っていく予定です。アプリを入れればスマホからもルート確認できてナビ機能も付いているので、かなり使いやすいと思います。
・スマホとの相性→◎
・ルート選択の精度(変なところに迷い込まないか)→○
・ブログに埋め込みできるか→○
というわけで今後使用していくルートビルダーはRide with GPSに決まりました。
RouteHubがうまく使いこなせなかったのがとても不満なので、原因わかる方いらっしゃいましたらコメントください。
オンライン磐梯吾妻スカイラインに行った話
こんにちは
GWは我慢ウィークということですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こちらは大学の春休みがGW明けまでに延長し、1学期中は全てオンライン授業になりました。バイトもなくなり外に出る用事もないので、気が向いた時に散歩をし、家でできる趣味を見つけ(レジンクラフト始めました)、YouTubeを見ながら作業して、眠気を感じたら就寝し、お腹が空いたらご飯を食べるという人間の欲に従った生活をしています。とても23歳女とは思えないカピカピに乾燥した生活ですね。
そんな生活に潤いが欲しい、というわけで2,3ヶ月前から計画していた磐梯吾妻スカイラインに行きました。ルートビルダーの情報とストリートビューによるオンラインツーリングです、つまりこの記事は全て私の想像です。
今回ルートビルダーはRide with GPSを使用しました。
GPXファイルもエクスポートできて、GarminEdgeにもデータを送れるみたいです。サイコン持ってないからどれくらい便利なのかわかんないけど。気に入りました。
今回の旅のスタート地点は福島駅、磐梯吾妻スカイラインを通って安達太良山と磐梯山を登り、 郡山に抜けていくツーリングと登山の詰め合わせよくばりセットです。
ツーリング部分だけ、投稿したいと思います。
まずは東北本線名物、黒磯駅乗り換えダッシュを経て福島駅まで輪行です。
階段を使ってのホーム移動があるのに乗り換え時間が3分くらいしかなくて、身軽の人も走ってホーム移動しているイメージです。
輪行解除して出発
駅から少し走るだけでのどかな風景が広がります。すでに良い。
この青看板の磐梯吾妻スカイラインの方向に進みます。
奥にうっすらと吾妻山が見えます。
ここから徐々に登り始めます。
ただの登坂です、天気がいいなあ。
変わらない景色と、緩やかにならない斜度です。
高湯の温泉街に入ります。福島は温泉が多いですね。
もう少し進むと、正面に吾妻山の麓が見えてきました!
これは確実に紅葉しちゃってるなあ笑
そして激坂!これはきつい!
ちょうどこの先のカーブが展望台になっていて福島市街を見下ろせました。
ここから登坂が続き、しばらくすると火山の景色になります。
火山ガス発生のため停車できない区間らしい。
硫黄の匂いがする気がします。
日本じゃないみたい!
このあと浄土平に行って、磐梯吾妻スカイラインの最高地点へ!
結構登ったな笑
あとはずっと下って、今度は五色沼を通って磐梯山ゴールドラインへ
五色沼、ここはトレッキングしたい
磐梯山ゴールドラインは森林限界を超えず展望もよくなさそうだったので、最高地点を回収して終わりです。ちょうど磐梯山の登山口である八方口駐車場にあたるようです。
あとは猪苗代湖まで下ると、今回のツーリングはほとんどおしまいです。
猪苗代湖にはサイクリングロードも整備されていて、磐梯山を眺めながら走れます。
ついに冬景色になってしまった笑
そして郡山駅で終了!
というわけで今回はストリートビューを使ってバーチャルツーリングに行ってきました。
ヒルクライムも楽に登れ、山頂の景色もすぐに見れて、暑い思いも寒い思いもせず快適にツーリングができました。 四季を一気に感じられるのもよかった。
想像だけで適当な活動報告が書ける世の中になっているので、ネットに転がっている情報を丸呑みするのはよろしくないのかなあ、とか思ったり。
なんだか味気ないツーリングになってしまったので、落ち着いたら実際に訪れてみたいと思います。
佐渡ツーリングに行った話
こんにちは
ルートラボに代わるルートビルダーを探しながら過去のツーリングを書こう第三弾です。
前回の記事で、次はルートハブを試してみますと宣言しましたが、ルートの保存と閲覧がうまくいかず断念してしまいました。
歩行者用、車用、自転車(グラベル)用でルートの自動選択が変わるらしいのですが、それも変わらず…
ただ、ルート上の斜度が色によってわかる機能もあったようなので(そこまで到達できなかったので確認はしていませんが)、使いこなせる人には便利なツールだと思います。
というわけで今回は乗り換え案内でお馴染みのナビタイムのルートビルダーを使ってみました。GPXファイルをエクスポートできるので、マイマップにも使えます。
今回もマイマップを埋め込みます。
ルートのURL → https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/43467be493b84304b2273965a325c41e
10月下旬に佐渡に2泊3日くらいで自転車ツーリングに行ってきました。
佐渡島最高地点はちょうど紅葉の季節で、気温は日中は15℃くらい、長袖1枚でちょうどいいくらいでした。
1日目
2等客室(カーペットで雑魚寝)と手荷物(輪行した自転車)で合わせて3000円くらい
甲板に出るとカモメとかウミネコとかがいっぱいいました。
最初にトキの森公園に行きました。
スマスコみたいな感じ
国産のトキは絶滅しましたが、野生のトキも島内に生息していて、朝と夕方に餌をとりに田んぼや沼地、池に出てくるそうです。
サイズ的にサギと間違いやすいですが、羽を広げたトキにオレンジ色がかっているのがトキです。
トキを見た後は最北端の二ツ亀を目指してひたすら海沿いを走ります
二ツ亀
昔は奥の島に渡れたようですが現在は渡れません、泳いでいくしかないかも
初めて見たウラジオストクの看板、結構遠いな。
そのまま海沿いを走って大野亀に到着
ここのトップまでの道は通行止めになってました、残念。
ひたすら南下していると急に目の前に弁慶のはさみ岩が出現しました。
急すぎて一瞬通り過ぎてしまった
ハンガーノックになりながらたどり着いた久々の街で補給しながらの夕焼けタイム
2日目
完全にヒルクライムの日
朝一で佐渡金山へ
遠目からみるとこんな感じ、金鉱脈に沿って掘ったらこうなったらしい
金塊を持つことができたり、資料館としても面白かったです。
事前情報↓
ルートラボ引かなかった自分が悪いのですが、登り返しはあるし、常に斜度は10%超えてるしでなかなかしんどかったです笑
この山の裏に佐渡島最高地点の金北山があります。
日は出ていなかったのと、それなりに風が強くて結構寒かったです。
白雲台にチャリを置いて金北山の登山道へ、片道3kmくらいで往復2時間弱くらい
金北山山頂!
紅葉もちょうど見頃でした。
縦走ルートもあるらしい
結構だらだらしてしまったので下山したらダウンヒルして即中心地!のはずが
めっっっっっちゃくちゃ道悪い…
23cで下ってみな、飛ぶぞ
帰ってから調べてみたら、白雲台の近くにある自衛隊の基地まで積雪時でも戦車が通れるように整備されてあるとのことでした。下調べはよくしましょう。
脳天にダイレクトに衝撃を受けたので偏差値が30くらい下がりました。
お風呂を目指して走りましたが、定休日だったうえにダウンヒルで知能を失ったので諦めて寝ました。
ここから疲れてたみたいで写真がほとんどありません笑
3日目
午前から雨予報だったので、早めにフェリーに乗るために早朝から20kmくらい漕ぎました。
途中で野生のトキも見ることができたので超満足でした。意外といっぱいいるんだね。
今回は2泊3日だったので北半分しかまわることができなかったのですが、有名どころは行くことができたのでしっかり楽しめました。
南の方に、たらい舟に乗る体験ができる場所もあるそうなので、次回は南の方と、ブリカツを回収したいと思います。あと、車で行きたい笑
総走行距離 160kmくらい